シンドラ-のリスト

先日BS放送で放映されたシンドラ-のリスト。もう何回観たかしら・・・

1994年製作 名匠スピルバ-グの監督作品 その年のアカデミ-賞を総なめ、した作品です。

前評判に押されて、主人と初めて映画館に出向いて観たのが最初でした。

地球に人類が出現して以来、天災・人災に依って数百人、数千人、数万人、の人類は消滅していった。

そして人類は智慧が発達する毎に排他主義と利権主義の元に数百万、数千万人を死に追いやる。

かつて排斥され続け、初めて建国の息吹にあふれたユダヤの国イスラエル。

今もシンドラ-に助けられた人々の子孫が4、5千人もいる。

それなのに・・・宗教的、経済的な問題はイスラエルを安住の国にしていると言えるだろうか。

2020年 青く瑞々しい星 地球に新たな脅威が出現した。

コロナウィルスは天災なのか?人災なのか?

それとも人類を淘汰する為の?なのだろうか。

 

映画の最終シ-ンで聞いた言葉「ひとつの生命を救えるものが世界を救う」

 

 

襤褸コ-ト

 

四隅に刺し子を施した4幅の大きな風呂敷から製作しました。この風呂敷には名前のような刺し子があり、長年使用されたものでしょうか。枯れて、こなれた布味に一目惚れして購入しました。

一幅ごとに解体して、新たに繫ぎ合わせて、コートに甦った最新作です。

皆様にお目通り出来る日を心待ちにしております。

250年前の麻地コ-ト

寛政五年六月吉日と墨書きされたゴリゴリの麻製 5枚継の布から作成したコ-トです。

同じ日に購入した墨書きに朱色のポイントが美しい昇龍の小旗を縫い付けています。

全ての図柄に刺し子をしましたので立体感が出て、手間を掛けた甲斐がありました。

コ-ト全体に施されている補修跡は全て当時のまま、完全オリジナルです。

250年間 眠り続けてきた布達はロングコ-トに甦り、新たな主を待っているようです。

 

右後見頃に銀山の墨書きがあります。調べたところ、当時兵庫に、この名の銀山があったようです。

 

 

出店の御案内

上記の日時に東京浅草のアンティ-クSHOWに出店致します。

お近くにお住まいの方がおられましたら、遊びにいらして下さいませ。

新たな出会いを楽しみにしております。

栗塚氏の英断

一昨日、久し振りに京都市内、高瀬川の川岸にある 小粋なお店で栗塚氏と会食を致しました。

先日、某スポ-ツ紙に栗塚氏のインタビュ-記事が掲載されました。紙面が限られているので詳細はインタ-ネット上で詳しく載っています。記事の中には2年前にPXGXFのモデルをされた事も書いてくださっています。

この画像はその際、今回会食した お店の2階にあるワインバ-で撮影した画像です。

氏は、この画像を大層お気に召されていました。

 

会食中の一番の話題は、長年住居とされてきた南禅寺300坪の敷地を売却され、北白川にある4階建てのビルを購入された事でした。「僕の年齢から考えると、こじんまりとした瀟洒な和風建築に移転するのが妥当と思う人が多いだろう。

でもね、僕には、まだしなければならない事があるんだよ。」と言われました。

移転され、初めての冬はコンクリ-ト建築の冷え込みの厳しさに肺炎になる手前迄になったそうです。

人に頼る事を戒めておられる氏は、手荷物さえ同行した私に持たすような事はなさいません。

それなのに、人に何かを差し上げる事は大好きです。

お会いする度に「今日は何もないんだよ。あっ そうそうパンがあった!召し上がれ」小さな甘いパンを下さる事もあります。

先日は大文字鑑賞の際に買われたサイン入りの美しい大振り うちわを頂きました。

 

会食も終わり、お店を出ましたら高瀬川の上空に涼やかな月が二筋の羽衣のような雲の合間に見えました。

夕方迄、降っていた雨に洗われたのでしょうか。涼やかな真珠のような お月さん。

「綺麗な月が見れて良かったね・・・」傍らでおっしゃる栗塚氏。

ご自分を律する意思の強さと、人間愛溢れる お人柄。

 

移転の御案内状に書かれた言葉

此の五月で八十二歳を迎え、いよいよ人生最後の約束を果たす時期となり、良き場所を得たのを機に記念館の完成に向けて努力してまいる覚悟です。略

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンティ-クフェアを終えて

6月末の三日間、京都伏見のパルスプラザにて行われた 京都アンティ-クフェアに初出店致しました。

今まではギャラリ-等での展示会が主でした。年3回定期的に開かれる京都アン....へは、毎回欠かさず訪れていました。着物や古布のお店も多く、また西洋アンティ-ク等のお店に立ち寄る楽しみもありました。

今回 初めて買う側から皆様に作品を、お見せして買って頂く側と立場が逆転した事に新鮮さを感じながら、ワクワク感満載!

そして、出店した2階のフロアブ-スの向い三軒、両隣の業者の皆様は、新参者の私を温かく迎え入れて下さいました。大方の皆様は長年に渡り同じブ-スに出店されていますので、和気あいあいとした、微笑ましい談笑が絶えません。

そんな中、異色ともいえるPXGXFのメンズを中心とした洋服に温かい賛辞を頂きました。

また、古布がお好きな女性のお客様にも高評価を頂く事が出来ました。

古参の出店者様からは、ビギナ-ズラックというのは、ここでは通用しない。皆様に知って頂くには2年は辛抱せなあかんよ。(ご自分達も同様だった!と述懐されていました)

古布を扱うお店の御主人は親身になって、聡してくださいました。

今や、その方のお店には海外からのバイヤ-も訪れ沢山の布を買って下さるとの事です。(金額を聞いてビックリ・・・)

そして、皆様の経歴も多種多様でした。初めから、このお仕事をされている方は本当に少ないみたいです。

老練のおじ様・おば様方に囲まれ「貴女はまだ若い、これからですよ」とエールを送って頂き幕を閉じた三日間でした。

私も世間でいうところでは十分、熟年齢なのですが、生涯青春の心意気で頑張っていきます。

初日は、相も変わらず、いつもの習性で古布を買いに走りました。

約250年位前の、寛政五年六月吉日と墨書きされた古麻の大きな布をゲット。そして次の店にダッシュ!自分が出店している事も忘れて~、またまた古-い、小ぶりの木綿旗、渦巻く水飛沫を、もろともしないで登ってゆく雲龍が墨で描かれています。2種類の古布をコラボした、バサ-ッとしたロングコ-トの映像が鮮やかに浮かび上がる・・・

正に至福の一瞬を味わいつつ、出店ブ-スに戻りました。

勿論、既にデザイン指示書を添えて、縫製に出したところです。出来上がりが楽しみな此の頃でございます。

 

 

布と語る

先日テレビで「あん」という映画を観ました。

樹木希林と永瀬正敏が主演。永瀬さんは題名は忘れましたが、下級武士の有り様を描いた時代劇の主演映画が印象に残っています。丁髷の剃り上は無精に髪が残り、着古した着物、袴はヨレヨレでした。

彼は違和感なく、なりきっていました。

この映画でも、観ている私が涙すると同時に彼も泣いていました。演技ではなく心からそういう気持ちが溢れてきたのでしょう。勿論 樹木希林さんが主演ですから当然ですが、スッ―とした流れで気持ちが収まってゆく感がありました。

さてさて、本題です。どら焼き屋の店長演じる永瀬君に樹木さんは、あんこの作り方を伝授します。

「小豆さんと、お話するのよ。雨や風に耐える事もあったでしょうね。大変でしたね。よくここまで辿り着いたのね。」

「ゆっくり炊かれて、美味しいあんこになりましょうね。」等々

 

画像左の布は、おそらく200年以上前の物です。古布を扱う店の主人 曰く「藍染布で作られた作業着は寒風の中での労働で、ここまで退色して刺し子は布の中に埋没するのです。」

この布は農民の たっつけ と呼ばれる細いズボンでした。

私はジャケットの両見頃に仕立てる為に、細かく ほころびた部分を細い藍染め糸で返し縫いをしました。

随分と時間がかかりましたが、「よく、今日まで頑張って残されてきましたね・・・もう直ぐ洋服に生まれ変わって洒脱な紳士がお召しになる事でしょう。」

右の布は継ぎはぎだらけの布団皮の一部です。布が弱っている箇所に、同時代の端切れを付けている最中です。

布に尋ね、語る時、ゆっくりとした穏やかな時間が過ぎてゆきます。

続ジャンヌダルク

「裁かるるジャンヌ」1926年 フランス映画

10代の頃私が見た伝記映画です。

受験を控え、クラブ活動も引退した頃、授業が終わると一目散に帰宅。

お目当ては毎日放映される往年の外国名画を観るためでした。

フランス・イタリア・ロシアetcスト-リ-の全てを理解出来たとは思いませんが、

往年の大女優ジャンヌモロ-、ミシェルモルガンなどのエレガントな佇まい、ジャンギャバン

等の渋い男優さんは身近にいないような人でした。こんな世界もあるんやな・・・

と、おやつ片手に観るというより眺めていたのかもしれないです。

たぶん、この頃に観た記憶があります。

それはそれは、うっとおしい内容で、無声映画独特のモノクロ映像は想像をかき立てる暇も与えない。フランス王に見放され、聖職者に委ねられたジャンヌの憤りと苦悩。

先日の女優とこの画像の彼女を比較して頂ければ、私が書く必要はないでしょう。

中世の雰囲気が漂っています。フランス片田舎の貧しい娘の髪色は金髪では無くて褐色であるべき。

この映画は当時の裁判記録を元に脚本を作ったらしい。

たった一人で耐えている彼女の顔は今も脳裏から離れずにいます。

ジャンヌダルク

今日はBSで1999年フランス・アメリカ合作のジャンヌダルクの生涯を描いた映画を観ました。

2時間40分の大作でした。10代の初め、たぶん中学生の時に観たモノクロ映画の「裁かるるジャンヌ」を見て以来、

ジャンヌの映画は観ていなかったので興味深々、ゆっくり観る事が出来ました。

ジャンヌを演じた女優は、なかなか良いなあと思いながら、久しぶりに私が第2位に好きなフェイダナウェイも登場。そ

して王様を演じた男優も個性派で好きな俳優の一人、おまけにダスティンホフマンまで・・・

そして感想ですが、微に入り細に入り説明が多すぎる!いつもながらの独断ブログですが、どうも、かつて観た映画の

影響が私の中から半世紀たっても離れないのです。

ジャンヌダルクは、15世紀のフランス国内で政治と強く結びついていた教会への異端児として扱われ、無残な最期をとげた。聖人として名誉を回復したのは、その500年後らしい。

 

 

続ジャンヌダルク