極み

My Journey Around The World

昨日、東寺で開かれていた「がらくた市」にて購入しました。

様々な藍布を組み合わせ全て手縫いで作られたズボンです。ボタンホ-ルまで手縢りです。

全体に擦れ、裾は何度も補強されています。労働の厳しさを、つくづく思いやられる一品です。

 

数年前にヨ-ロッパで日本のボロ布がア-トとして珍重された事が発端となり、今まで、ご当地の日本では汚い布として見向きもされず廃棄されていた布達ですが、海外に市場があると言う事で今やもてはやされるものとなっています。

 

貧農の家庭では破れた布団や野良着を新調する余裕は無く、残り布を継ぎあてて何度も補強されました。

藍の布に違う藍布や縞の布を貼り合わせた布団地は襤褸(らんる)と呼ばれ高額な値段で取引されていると聞いています。

 

昨日このズボンと半天を購入する際も、少しお安くして頂きましたが、それでも痛みの無い藍染め布五幅が二枚は買える値段です。

 

上部の状態

各パ-ツごとに違う布です。

ボタンホ-ルは稚拙に縢っています。ボタンも1個づつ違っています。

後ろ部分

後ろは立体的に組み合わされていて、今でいうところのデザイナ-ブランドのパンツみたいで感心します。

裾部分

裾は前後左右共に何度も補修・補強されています。

この部分がとても美しいです。

全てのパ-ツを細心の注意を払い解体してから、洋服のデザインを構築していきます。

このズボンを履いていた方へのオマ-ジュになるような作品を作りますね。